
こんにちは、長野県松本市を中心に軽井沢など含めて活動するウエディングカメラマンのEmotion Films アキです。
結婚式の撮影を続けていると、たくさんの感動的な瞬間に立ち会うことができます。お二人の大切な1日を記録するだけでなく、そこに込められた想いや、ゲストの方々の気持ちを残すことができるのが、結婚式の撮影の魅力です。
1. 延期を乗り越えた結婚式と感謝のエンドロール
前撮りのエンドロールを撮影することが多々ありますが、その中でも特に印象に残っている出来事があります。新郎様がお怪我をされ、結婚式が1年延期となったお二人。その間、新郎新婦様はご友人に励まされ、大切なゲストへ感謝を伝えたいと、映像を通して想いを語ってくださいました。
当日、エンドロールが流れたとき、新郎様のご友人の一人が静かに上を向いて涙を流していました。その光景を目の当たりにしたとき、結婚式の撮影には、言葉以上の想いを伝える力があると改めて感じました。
2. 天候のハプニングを乗り越えた瞬間
新郎新婦様お二人とも晴れ男・晴れ女を自負されていましたが、結婚式当日はまさかの大雨。少し落ち込んでいたお二人の元へ受付のご友人が来て、こう言いました。
「雨降って地固まる、自分たちの時にはしっかり天気より縁起を担ぐのはさすがだな」
その言葉で空気が一気に変わり、お二人はふっきれたように、いつも通りの明るさで結婚式を進めていきました。この瞬間、どんな状況でも前向きな気持ちがあれば、最高の1日になるのだと実感しました。
3. お二人が見えないところで生まれる感動
結婚式では、新郎新婦様が直接見ることができない瞬間がたくさんあります。その中でも特に意識しているのは、ゲストの何気ない仕草や表情を残すことです。
例えば、新郎新婦様の知らないところで、涙を流しているご友人。高砂でご友人様が新郎新婦の元へ訪れたとき、新郎の先輩が耳打ちをした瞬間に、新郎様が大号泣して抱き合っていたシーン。そういった一瞬の感情の動きをしっかりと記録することが、カメラマンとしての役目だと感じます。
4. 「何気なく撮った写真」が後から大きな意味を持つ
撮影をしていると、「何気なく撮った写真」が後からお二人にとってとても大切なものになることがあります。
涙や笑顔だけではなく、ふとした表情や仕草も、結婚式の中では特別な瞬間。お二人が見返したときに、「こんな瞬間もあったんだ」と感じられるような写真を残したいと思っています。
まとめ
結婚式の撮影には、感動や想いを形にする大きな役割があります。お二人だけでなく、ゲストの方々の表情や、見えないところで生まれる感情の瞬間も大切にしながら、最高の1日を記録していきます。
撮影についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ